株式会社下堂園

株式会社下堂園 <鹿児島茶を全国へそして世界へお届け致します。日本茶の喫茶店 ティースペース ラサラ>

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平成23年3月14日
頴娃町産ゆたかみどりは、萌芽後0.5〜1葉期
2011年新茶情報 No.1
日頃、株式会社下堂園をご愛顧いただきありがとうございます。新茶の季節が間近となってまいりました。本年も当社の新茶情報をお届けいたします。
柔らかい新芽がすくすくと伸びています(頴娃町/ゆたかみどり)
 
気象の推移と茶園の状況
今年は、ここ鹿児島でも”寒い冬"を経験しました。1月は最低気温が5℃を超える日がほとんどなく、また2月も半ばまで同様の寒冷な天気が続きました。春めいた陽気がめぐってきたのは、2月20日前後から。2月24〜27日までの4日間は最高気温が20℃を超える天気となりました。3月に入ると、気温は平年並み(3/1〜3/13の最低気温の平均は4.8℃、最高気温の平均は14.6℃。いずれも鹿児島市)に推移し、少しずつ春色を深めている状況です。今後につきましては、いくぶん気温が下がる日もあるものの、日照に恵まれた日が多く、気温も平年並みと予測されています。

頴娃地区周辺のゆたかみどりの芽伸び状況
3月14日現在、頴娃地区の当社系列のゆたかみどりの新芽は、早いところで1葉、平均的には0.5葉程度の伸びを示しています。これは、昨年の同時期の芽伸びより、1.5葉程度(日数に換算して約7日程度)遅い状態です。例年にない寒さだったため、芽伸びはかなり遅くなるのではないかという予想もありましたが、2月下旬の気温の上昇のおかげで、いまのところ平年並みの伸びを示しています。

頴娃地区周辺のゆたかみどりの摘採時期予測
以上のような茶園状況、気象条件から推測すると、頴娃地区周辺のゆたかみどりの摘採開始は、中刈茶園や平場の温暖な場所にある茶園では4月10日前後、本格的には4月15日くらいになるのではないかと思われます。ただし、今後の気象の変化によって、茶芽の伸育は大きく左右されます。精度の高い摘採日予測を行うには、今しばらく気象状況の推移を見ていく必要があります。

※この資料に使用されている写真は、株式会社下堂園の製品に関する報道・解説を目的とした出版物・WEB媒体のみで、ご利用いただけます。ご希望の方は、下記担当者までご連絡ください。

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〒891-0123 鹿児島県鹿児島市卸本町5-18
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担当: 下堂薗 元(しもどうぞの はじめ)