株式会社下堂園

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平成23年3月23日
頴娃地区の「ゆたかみどり」は、1〜1.5葉期
2011年新茶情報 No.2
今回も、3月22日に実施した芽伸び調査をもとに新茶情報をお届けいたします。
▲開聞岳を望む頴娃地区のゆたかみどり茶園 ▲頴娃地区の早場地帯ではゆたかみどりが2葉展開
 
気象の推移と茶園の状況
この1週間(3/15〜3/21)、前半の4日間はやや寒い天候が続きました(鹿児島市の最低気温5℃前後、最高気温15℃前後)。3/18には薩摩半島南部の茶園地帯でも最低気温が0℃近くまで下がり、防霜設備のない一部の茶園では降霜に見舞われたところも出ました(当社系列農家の被害はありませんでした)。しかし、3/19になると、春の陽気が戻り、最低気温が15℃くらい、最高気温が20℃くらいまで上昇しました。また、3/20には適度の降雨もありました。この暖かさと降雨によって、ゆたかみどりは順調に芽を伸ばしています。この時期、5日くらいで1葉展開するとされていますが、頴娃地区のゆたかみどり茶園ではこの1週間で1〜1.5葉程度の伸びを示しています。

頴娃地区周辺のゆたかみどりの芽伸び状況
3月22日現在、頴娃地区の当社系列のゆたかみどり茶園の新芽は、早いところで2葉、平均的には1〜1.5葉の伸びを示しています。この芽伸びの状況は、早生品種の芽伸びが異常に早かった昨年よりやや遅いものの、統計的には平年並みということができます。

頴娃地区周辺のゆたかみどりの摘採時期予測
週間天気予報によりますと、本日3/23から3/30まではやや低めの気温で推移する見込みです(鹿児島市の最低気温4〜5℃、最高気温13〜18℃)。ただし、晴れの日が多く、日照に恵まれるため、茶の芽の伸育はこれまでと同様、順調に進みそうです。このような気象条件から推測すると、頴娃地区周辺のゆたかみどり茶園の摘採スタートは、中刈茶園や平場の温暖な場所にある茶園では4月10日前後、本格的には4月13〜15日くらいになるのではないかと推測されます。

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