株式会社下堂園

株式会社下堂園 <鹿児島茶を全国へそして世界へお届け致します。日本茶の喫茶店 ティースペース ラサラ>

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平成24年4月3日
ゆたかみどり摘採、来週本格化
2012年新茶情報 最終号
日頃、株式会社下堂園をご愛顧いただきありがとうございます。鹿児島市南栄町にある、わが茶業団地の桜はいま8分程度。街路のつつじも、ちらほらと蕾をほころばせ始めているところです。当地はまさに春爛漫の季節を迎えようとしています。こんな中、鹿児島県茶市場には、屋久島などの茶産地から早くもさえみどり、ゆたかみどりが入荷しました。鹿児島の新茶最盛期は、もうそこまで近づいてきています。
さて、4月2日に実施した芽伸び調査をもとに、最新の情報をお届け申し上げます。
ゆたかみどりの平均的な芽伸びは3.2〜3.5葉(頴娃町谷場地区) 早場地帯の茶園で、4葉展開(枕崎市岩戸地区)
▲ゆたかみどりの平均的な芽伸びは3.2〜3.5葉
(頴娃町谷場地区)
▲早場地帯の茶園で、4葉展開(枕崎市岩戸地区)
 
気象の推移と茶園の状況
先に芽伸び調査を行った3月27日から7日の間、気温は平年並みに推移しました(最低気温の平均8.4℃、最高気温の平均20.2℃)。また、日照にも恵まれ、適度な降雨もありました。

頴娃地区周辺のゆたかみどりの芽伸び状況
4月2日現在、大方の茶園で3.2〜3.5葉程度、展開しています。前回の調査時点の状態が2葉程度でしたので、この1週間でほぼ1.5葉伸びたことになります。
通常、この時期のゆたかみどりの芽伸びは、1葉展開するのに5日くらいかかるといわれています。この間、気温は平年並みで推移し、また適度の雨量にも恵まれました。こうした気象条件のもとで、頴娃町周辺のゆたかみどりは、平均的なスピードで、順調に生育してきたと言うことができます。

頴娃地区周辺のゆたかみどりの摘採時期予測
4月3日に発表された鹿児島地方気象台の週間天気予報によれば、最低気温は10℃前後、最高気温は20℃前後で推移するようです。また、4月2日夜半から3日朝にかけて暖かい雨が降りましたが、今後は晴天の日が多いようです。
こうした気象を考え合わせますと、頴娃町近辺のゆたかみどりの摘採は、早いところで4月10〜12日、平均的には4月13〜14日に開始されるものと思われます。そして、最盛期は4月15日前後になるものと予想しています。また、以上のような状況から勘案すると、仕上茶の小売100グラム1,000円クラスの出荷は、4月20日くらいになりそうです。

※この資料に使用されている写真は、株式会社下堂園の製品に関する報道・解説を目的とした出版物・WEB媒体のみで、ご利用いただけます。ご希望の方は、下記担当者までご連絡ください。

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〒891-0123 鹿児島県鹿児島市卸本町5-18
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担当: 下堂薗 元(しもどうぞの はじめ)